解決法はいくつかございますが、現時点で思いついたものを挙げておきます。
- ファイルサーバーのアクセス権限を設定する
- マウスドラッグのしきい幅を設定する
- ファイルサーバーをSharePointなどに移行してブラウザ上で操作できるようにする
それぞれ、順を追って説明していきましょう。
1.ファイルサーバーのアクセス権限を設定する
ファイルサーバーを何で運用しているかによって設定方法は変わってきますが、Windows Serverであれば、アクセス権を設定することによって誤操作を防止することが出来ます。以下のようなフォルダ構成を想定してお話します。
たとえば、AAA,BBB,CCCというフォルダは移動できないようにアクセス権を設定して、そのサブフォルダは移動できるようにすれば、誤操作があってもその範囲を小さくすることが出来ます。設定方法ですが、「共有フォルダ」の下のフォルダに書き込みを許可、削除を拒否するように設定します。サーバー管理の知識がないと設定は難しいですが、私の方で試した設定をお見せします。
雰囲気だけでも伝わればと思いますが、いかがでしょうか。
2.マウスドラッグのしきい値を設定する
そもそもですが、マウスでダブルクリックするときに誤ってファイルを移動してしまったことはないでしょうか。こういったことを防止するために、PCではマウスのダブルクリックの感度を調整で切るようになっています。マウスのプロパティで調整できますのでご確認ください。
3.ファイルサーバーをSharePointなどに移行してブラウザ上で操作できるようにする
そもそものファイルサーバーをなくしてしまおうという発想です。SharePointでプロジェクトごとにチームサイトを作ってファイルを共有するようにしておけば、マウスの誤操作もしにくくなるのではないでしょうか。
考え方はそれぞれと思いますが、思いついたものをご紹介してみました。