既にログイン機能のあるWEBサイトですと誰がログインしているか識別ができますので、今回の課題の実現は容易になります。WEBサイトが何の技術を使って作成されているかによりますが、例えばPHPであればWEBサーバー上で実行される仕組みになりますので、WEBサーバーの中にプログラムを組み込む必要があります。kintoneのAPI連携機能を使用するためにはプログラミングの知識が必要になりますので、場合によっては業者への外注が必要になるかと思います。
もし、今回のようにkintoneにこだわるという訳でなければ、SharePointとFormsとPowerAutomateを利用してFormsでの入力データをSharePoint上に保存することで、同様のことが実現できますのでご紹介します。
まず、Formsを起動して入力する画面を作成します。
設定によって、入力できるユーザーの範囲を変えることが出来ますので、SharePointのアカウントを持っていない人にも入力させることが出来ます。
作成した入力項目に合うように保存先のSharePoint上にリストを作成します。
PowerAutomateでテンプレートを検索して、Formsの入力をSharePointに保存するテンプレートを選択します。
これで仕組みが完成しました。Formsで入力を行うと、リストに結果が反映できているのが確認できました。
現状ですと、外部ユーザーからの入力の場合は入力者がanonymousになってしまうので、まだ改善の余地がありますね。メールアドレスを手入力してもらって集計時に名寄せするとか、別の仕組みが必要になりそうです。