社外でも日報を作成できると便利ですよね。今回は、スマホ対応の日報作成アプリを作成してみたいと思います。
Dataverse にテーブルを作成する
Power Appsにログインしてメニューから「テーブル」を選択します。
「空白のテーブルから開始する」をクリックします。
“新しいテーブル”の右にあるマークをクリックしてテーブルのプロパティを編集します。
「表示名」と「複数形の名前」を”nippou”に変更し「保存」をクリックします。
“新しい列”の右にあるドロップダウンをクリックした後、「列の編集」をクリックします。
今回は日報の件目を表す項目として”title”とすることにしました。「表示名」に”title”と入力して「更新」ボタンをクリックします。
次に日報の報告内容を保存する列を追加します。「新しい列」をクリックします列名を設定します。列の名前は”contents”としました。データの種類は「複数行テキスト」を選択します。
以下のように設定したら「保存」をクリックします。
次に添付ファイルの列を追加します。列の名前は”files”としました。データの種類は「ファイル」を選択します。
以下のように設定したら「保存」をクリックします。
作成ボタンを押してテーブルの作成は完了です。
Power Appsでのアプリ作成
Power Appsの画面を開いてメニューから「アプリ」を選択し、「新しいアプリ」をクリックします。
「データで開始する」をクリックします。
「既存のテーブルを選択する」をクリックします。
「カスタム」を選択すると先ほど作成したテーブルが表示されるので選択します。
「アプリを作成する」をクリックします。
以下のようなアプリが自動作成されます。
一部の表記がテーブルの項目そのままなので変更していきます。例えばタイトルの”nippou”の部分をクリックし、画面の左上に”Text”と表示された状態で値を”日報”と書き換えると表記を”nippou”から”日報”に変更することが出来ます。
同様の手順で、”title”を”件名”に、”contents”を”内容”に、”files”を”添付ファイル”に書き換えました。
次にレイアウトを1列にしてみた目を整えます。入力欄の枠を選択すると画面の右側にプロパティが表示されますので、「列」を2から1に変更します。合わせて入力欄のサイズも使いやすくなるように修正しました。
保存のアイコンをクリックして保存します。
アプリ名を聞かれるので、今回は「日報アプリ」としました。
実行ボタンを押して動作を確認してみましょう。
以下のように入力を行うことが出来ました。
如何でしたか。ここまで簡単にPower Appsでのアプリの作成手順をご紹介いたしました。自動でアプリひな型を作ってくれるので非常に簡単ですね。Power Appsですが一旦アプリを作成してしまえばWEBブラウザ上だけではなく、スマートフォンでも動作させることが出来ます。比較的簡単にクラウド対応のアプリを作成できるので検討していただければと思います。皆様のご参考になれば幸いです。